娘がひとりいます。結婚して遠く離れていますが、ある夜、電話で「ちょっと疲れたわ。」といってこころの内をいろいろと話してくれたのです。私はこの時娘に、こんな風に言いました。
「子どももおとなもそのときどきで通らなくてはならない課題を持っているのよ。みんなが通ることだから心配しないであなたも頑張ってね。」と。
それから2週間位後、娘は突然メヌエル症候群になり救急車で病院に行っていた、というのです。頭をガーンと打たれたような気持ちで「あぁ、なんと母は馬鹿だったンだろう、とこころが痛みました。
娘のSOSを受け止められなかったなんて」と、とても後悔したり反省したりの一日でした。しあわせな家族に囲まれて母は安心していたのに・・・・娘は、いい奥さん、いいお母さんでいなくちゃ、とこころとからだに鞭打ってていたのでした。
この時私は、倒れてくれてよかった、と思いました。娘も1週間、養生したことでとてもいいこころの学習をしたようです。
ストレス社会と言われる現代。どことなくこころの調子がよくなかったり、けがや病気が心配だったり、金銭の問題で悩んだりすることも珍しいことではありません。
ただ、どこからが普通の疲れで、どこから治療が必要なのか自分では、判断が難しいものです。自分でも気付かないままにうつになっていた、というケースもめずらしくありません。
うつ病は、誰でもかかる「こころの風邪」と言われる一方で、自殺とも深い関係が指摘されています。
最近は、神経科などへの受診者も増えつつありますが、受診しない人たちが大部分を占めています。最近の研究によると受診せず通常の社会生活を営んでいる「隠れうつ」や「軽症うつ」と呼ばれる人達が増えてきているそうです。
今、ニュースの紙面を賑わしている飲酒運転や、小児虐待、DV等、この辺にも起因しているような感もあります。
うつ病をはじめとする「メンタルヘルス」への取り組みは、いまや職場にとって欠かせないものとなっています。
これは単に「こころの病気になった社員をどうするか」という問題にとどまりません。
むしろ、ストレス対処など心の健康を保つ取り組みと、社員のかかえる問題を早期に発見し介入するシステム作りが必要なのです。
これは、@生産性の向上、
A事故防止対策(リスクマネジメント)につながるとともに、
B円滑なコミュニケーションによる職場の活性化という面も持ちます。
まずは、うつを発症させないことに視点を置き、ストレスを理解しストレスと上手に付き合うことで、うつへの誘引を未然に防ぐことが大事です。
このサイトでは、あなた自身のメンタルヘルス対策として、「ストレスと上手くつきあう法」、そして「うつを正しく理解する」ことに視点をおきながら、ちょっとこころのお遊びをしてみました。
今現在、 職場の人間関係で悩んでいるあなた、子育てに奮闘しているあなたリタイアして時をもてあそんでいらっしゃるあなた、よろしかったらお付き合いください。何となくでもこころが明るくなっていただければうれしく思います。
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