家族

       
                                              


        
       しあわせ家族のこころ



                              1家族で多財布のH家は、3世代同居の典型的な富山家族。

                            67才のS子おばあちゃんは朝5時半に起きて家族6人分の朝食を作り、
                             夕食の下ごしらえをする。ふたりの孫の保育所への送迎は、じじばばの役目。

                              顔見知りのじじばば仲間も大勢いる。
                              
                              因みに持ち家率、1人当たりの住宅面積ともにbPは富山県!
                                                                 
          

                                                                               

                                                                              
家族悪人論で、家庭円満
                                                                               

                          
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  「皮肉にも、日本型家族制度という昔ながらの伝統が、結果として女性の
  社会進出を支える。」とみる社会学者U氏。「国が1年なら1年半、1年半になれば3年、
  と先んじてきた。」と。

  わが町も見習って欲しい、と思うのは私だけでしょうか・・・・・・

  ◆しあわせな「家族」のウラに娘のSOS
 
  娘がひとりいます。結婚して遠く離れていますが、今年に入って毎日、毎日
  はがきで家族の様子を書いて送ってくれていました。

  そもそもこんな風になったのは、3回目ぐらいに送ってくれた時に
  わたしが「読んでいると、とても癒しになるわ。」と言ったことが始まりでした。

  それから毎日送ってくれるはがきには、子どもの入園式の様子や
  体操教室のこと、お誕生日に自転車を買ってあげたこと、等々
  子育ての様子、しあわせな家族の様子が描かれていました。

  ある夜、電話で「ちょっと疲れたわ。」といっていろいろと話
  してくれたのです。私はこの時娘に、こんな風に言いました。
  「子どももおとなもそのときどきで通らなくてはならない課題を持っているのよ。

  みんなが通ることだから心配しないであなたも頑張ってね。」と。
  それから2週間位後、娘は突然メヌエル氏病になり救急車で病院に行っていた、
  というのです。

  頭をガーンと打たれたような気持ちで「あぁ、なんと母は馬鹿だったンだろう。
  娘のSOSを受け止められなかったなんて」と、とても後悔したり反省したりの
  一日でした。

   とても優しいだんなさんと、とてもしっかりもののおねえちゃん、
  そしてちょっとやんちゃな妹。しあわせな家族に囲まれて母は安心していたのに・・・・
  娘は、いい奥さん、いいお母さんでいなくちゃ、とがんばり過ぎていたのでした。
         

  ◆家庭円満の秘訣は「家族悪人論」 
  
  あるところに二軒の家族が隣同士で住んでいた。
  仮にA家とB家とする。

  A家は家庭円満、近所もうらやむ仲よし家族である。
  一方のB家ときたら、年中家族同士のケンカが絶えない。

  茶碗や皿の割れる音もしょっちゅう外まで聞こえるほどだ。
  そうしたある日のこと、村外れの一本道で両家の主人がばったり顔を合わせた。

  できればそんな場面は避けたいB家の主人だが、逃げるわけにもいかない。
  ぎごちない挨拶の後でBさんは尋ねたのである。

  お宅は仲がよくて、うらやましい。それにひきかえ私どもの見苦しさとときたら、
  恥ずかしいかぎりです。ひとつ、家庭円満の秘訣を教えてくださらんか」

  するとAさんは、「お恥ずかしいのは私どもです。
  何しろうちはみんな悪人揃いで」ご冗談をあっしやいますなと言ってなお聞くと、
  Aさんはこんなことを語った。

  「今朝ほどでしたが、家内が多少の食べ物の入ったどんぶりを台所の
  入り口に置いておりましてな。そこに娘が入ってきたのですが、
  そのどんぶり鉢を足に引っかけて割ってしまったんですわ。

  すると家内が、ああすまなんだ、私がそんなところに置いていたのが悪かったと
  詫びるんですよ。すると今度は娘が、母さん私が不注意でしたと言うんですな。

  こんなわけでわたしの家はみんな悪人ばかりです」 これを聞きながら
  Bさんは、”俺の家は全然逆だ〃と深く反省した。
 
  B家でこんなことでもあろうものなら、「何をぼんやりしているのよ。
  ちゃんと見て歩きなさい。
  
  いったい目はどこにつけてるの」と母親が言うだろう。続いて娘が反論をする。」

  「何よ、ぼんやりというのは母さんのほうでしょう。こんなところに
  置いておくのがいけないんじやない」この母娘の舌戦の火ぶたを皮切りに、
  てんやわんやが始まる。

  そんなことを考えながらBさんは、結局俺の家では、みんなが善人に
  なろうとするんだ。

  私は悪くない悪いのは自分以外にあると言い始めるから、
  いざこざが絶えないという思いがじわじわと、しかもしだいに強く自分を
  締めつけるのを感じないわけにはいかなかったのである。
  
  こんなB家式の発想をする家庭や人は多いのではないか。
  かく言う私にもないとは断定できない。

  A家式の発想がごく自然にできるようになるためには、人間修行を
  欠かさず続けること。仕事に人生に、活かすべき「悪人論」ではなかろうか。
                 ( 一日一話、寝る前に「読むクスリ」二見道夫)








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